今日は地元北名古屋市のお宅で、日立エアコンの壁掛けにかけたままでの完全分解クリーニングを行ってきました。
その時の様子をご紹介します。
日立エアコンは壁にかけたままで完全分解します。
今日の日立エアコンはこのタイプです。2015年くらいからよく見るハイクラスモデルのエアコンです。吹き出し口の羽が6枚分割されているのが特徴です。何台も経験しました。
このエアコンの分解を進めると、このように熱交換器をむき出しにできます。熱交換器は汚れていなくとてもきれいな状態です。
上の写真の下部分をアップしてみるとこんな感じです。
さらに分解してみます。そうするとくるくる回転して風を起こすファンも取り外せます。ここまで分解するのはとても難しい作業です。
昨今では、熱交換器は汚れ防止機能レベルがアップされているので、それほど汚れませんが、ファンはやはりこれくらい汚れています。
エアコン本体はこのようにカバをして高圧洗浄でキレイにしていきます。
こんな感じで高圧洗浄です。元々きれいだったのでそれほど見栄えは変わりません。
エアコンクリーニングといえば、ドロドロの黒いカスがドバーッと流れ出てくるイメージがあるかと思いますが、あれはほとんどファンについた汚れです。
僕だとこのエアコンはファンも外してしまうので、あまり汚れはでてきません。
日立エアコンのファンを分解して洗う
改めて、これがファンの汚れです。このファンが回転して風を起こすので、当然ファンに付着しているカビ菌なんかも一緒に吹き出されていると思われます。
ファンはどうやってきれいにするかというと、まずはカビ落とし系の洗剤につけ置きします。
その後に高圧洗浄をしてキレイにしていきます。
ばっちりキレイにできました。
今回は、集合住宅でしたので、ファンやカバーなどの外した部品は浴室で洗わせていただきました。戸建ての場合は、外スペースやベランダをお借りします。
※集合住宅であっても、ベランダに水道がある場合は、ベランダで洗わせていただきます。
このファンの汚れをキレイにする目的は風量アップ
下の吹き出し口(風が出る部分)から中をのぞくと、黒い横長の筒が見えると思います。それがファンです。回転していると汚れが見えませんが、回転していないときに照明を当てて除くと、汚れ状況がよくわかるはずです。
おそらく、ファンにホコリやカビがついているのが見えると思います。
ファンをキレイにする目的は、一つは気分的な問題。
やはり汚れていると嫌な気分になります。
もう一つが重要で、風量アップです。
ファンがキレイでないと、そのエアコン本来の風量能力が出ません。
これで外した部品を組み立て完了です。
この日立エアコンは、本当にきれいにしようと思ったらファンはず外さないとキレイにできません。
非常に複雑な構造をしているので、こちらとしても気合を入れます。
集中しないと壊してしまいますから。
日立エアコンの完全分解洗浄はぜひタジマクリーンサービスにお任せ下さい。