今回は、愛知県北名古屋市で、日立のスタンダードモデルエアコンの分解洗浄をした時の様子をご紹介します。
※スタンダードモデルエアコンとは、お掃除機能のついていないシンプルタイプのエアコンの事です。
メゾネットタイプの集合住宅で、エアコン本体は壁にかけたままで洗い、外した部品は浴室をお借りしました。
今回の日立エアコンについて
今回の日立エアコンはこのタイプです。(この写真は別のエアコン)冷暖房機能のみのシンプルエアコンです。
比較的流通量が多いせいか、シェアも高いです。量販店での型落ち(アウトレット)として出回っています。
上下ルーバーはリモコン操作で稼働できますが、左右ルーバーの調整は手動です。
運転すると、上下ルーバーが開くので、その時に指で左右の方向を調整します。
このタイプのエアコンの値段について
量販店で新モデルが時期には、それまでのモデルはアウトレット品となり、値段が安くなります。
今回の日立エアコンの6畳タイプだと、エアコンそのものが約¥59,800。取り付け費用が約¥15,000。合計¥75,000ほどで取り付けできます。
そのあとに、2階取り付けかどうか、配管の穴あけ、配管カバーをつけるかどうか、によってプラスアルファとなってきます。
夏の時期になると、テレビショッピングでエアコン販売がやってますが、うまく安く見せているだけであって、実際にはケーズデンキ、エディオン、ヤマダ電機などの家電量販で購入しても料金は変わりません。
送風ファンはカビだらけだった
今回のエアコンの吹き出し口をのぞいてみると、こんな感じで、カビだらけでした。面白いカビの成長をしているなと思います。
これが取り外した部品です。メインカバー、ドレンパン、ファン、左右ルーバー、上下ルーバーとなります。
取り外した送風ファンをアップするとこんな感じです。
さらにアップしてみます。カビの胞子がびっしり。これだけカビていると、エアコン運転時には、カビが部屋中に降っていると思います。
送付ファンを外したエアコンは、こんな感じになっています。
熱交換器はそれほど汚れない
これはメインカバーを外しただけの場面ですが、これを見てもらうと、熱交換器(アルミフィン)部分はあまり汚れていないのがわかります。
ここ10年ほど前から、それ以前に比べると、熱交換器は汚れにくくなった印象があります。
各メーカー、凍結洗浄(日立)湿熱除菌(富士通)など、熱交換器の汚れ対策は進んでいるようです。
ちなみに熱交換器の汚れがひどい場合は、こんな感じに汚れます。これでは本来のエアコンの能力の半分くらいしか効果出ません。
外した部品の洗浄について
エアコンクリーニングでは洗浄が2場面あります。1つはエアコン本体の高圧洗浄。もう一つは、外した部品の洗浄です。
今回は、集合住宅でしたので外した部品は浴室をお借りしました。
ビニルに覆われているのは一番汚れていた送風ファンで、洗剤をつけ置きしています。
付け置きした後はシャワーで流します。それだけで完全に落ちる場合もありますし、頑固な場合は、その後に高圧洗浄でキレイにします。
これで送風ファンもすっきり新品時に戻りました。
外した部品の洗浄後です。
エアコン本体の洗浄について
エアコン本体はこのようにカバーをして高圧洗浄機で直接洗っていきます。
汚水はこのように下でバケツに集まるのですが、ほとんど汚水は出ません。
よくエアコンクリーニングのCMなどで真っ黒い汚れがドバドバ出る映像がありますが、あの汚れはほとんどが送風ファンの汚れです。
ですので、今回のように送風ファンを取り外して洗浄をした場合、エアコン本体からの汚水はほとんど出ないのです。
おわりに
エアコンクリーニングをすると、汚れが取れるのはもちろんですが、風量がアップします。
より冷たい風が出るかというと、そうではありませんが、よく冷える(よく温まる)ようになります。
エアコンは室内の空気を吸って吐き出す仕組みです。フィルターなどがなどが汚れていると、吸い込む空気量が少ないので、吐き出す空気量(風量)も少なくなるのです。
ご自分でしっかりとした掃除ができるのは、フィルターのみ。
頑張ると送風ファンなどもキレイにできますが、やはり高圧洗浄がベストです。
ぜひ、私にお任せください。
タジマクリーンサービスについて
愛知県北名古屋市を中心とした、愛知県北部エリア、岐阜県南部エリアでエアコンクリーニングサービスを行っています。
夏はエアコンクリーニングがメイン、その他は水回りのハウスクリーニングを行っています。
アルバイトやパートスタッフではなく、私自ら作業に伺います。
北名古屋市の皆様よろしくお願いします。