エアコンをつけても、なんか風が弱い気がする…「強風」設定にしても弱い…
そんな時ありませんか?
風量が弱い原因は、フィルターのホコリつまりかもしれません。
エアコンは室内の空気を吸って、温度調節をして吐き出す仕組み。
フィルターがつまっていると、吸い込む空気量が減ります。その結果、吐き出す空気量(風)も減ります。
フィルターのおそうじは、アナログで、誰にでもできます。
ぜひ、エアコンのフィルターはキレイにして置きましょう。
フィルターの汚れを改善すると、風力がアップします。
エアコンはフィルターを通して室内の空気を吸い込み、温度調節をして、吐き出します。
フィルターが汚れていると、空気が取り込めず、風力が落ちます。
なんか、風力が弱いな…と感じたらフィルターの汚れが原因かもしれません。
風力が弱い原因は、
①フィルターの汚れ…ご自分で対応できます。
②その奥の熱交換器の汚れ…プロのエアコン洗浄業者の出番です。
③内部のローラーの汚れ…プロのエアコン洗浄業者の出番です。
のどれかです。
①だったら、フィルターの汚れを除去すれば、風力アップです。
②,③だったら、ご自分での対応は難しいため、エアコンクリーニング業者に依頼するのがベストです。
エアコンフィルターのお掃除方法
改めて、最初のフィルター写真です。
これを適切にお掃除すると、↓こうなります。
フィルターのお掃除手順ですが、
①まず、エアコンから取り外します。
これは、機種によって様々なので、取扱説明書を読んでみて下さい。
②取り外したフィルターホコリは、まずは掃除機で吸ってみましょう。
おそらく、寝室や子供部屋など、リビング以外に設置されているエアコンフィルターはホコリ汚れがメインなので、掃除機でかなり改善すると思います。
③水洗い
掃除機でもかなり汚れが取れると思いますが、フィルターの裏側からシャワーホースをかけるとよりキレイになります。そして、水分をきり、乾かしてから取り付けます。
フィルターのヤニや油汚れを落とすのは大変です。
キッチンに近い位置に設置されているリビングエアコンは、フィルター汚れの中に油分が含まれている場合があります。こうなると、掃除機で吸っても効果はありません。
まずは、裏側からシャワーで水をかけてみます。湿るとだんだん汚れが落ちる場合もありますが、おそらくほとんど効果はありません。
こうなると、50℃くらいのお湯に重曹やキッチン用マジックリンなどのアルカリ洗剤を溶かし、フィルターを付け置きします。
付け置きでなくても構いませんが、常に洗浄剤が湿っているように湿布などをして工夫することが必要です。洗浄剤が乾くと効果がないので。
その後、ときどき、毛が柔らかいブラシで擦ってみたり、裏側から水圧をかけてあげます。これを繰り替えすことで徐々に汚れは落ちます。
取り付けてみましょう。
これだけで、風力がアップしませんか?
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黄色や茶色や黒っぽいカビがない時は、ホコリだけ。おそうじは楽です。
この汚れの時は、風量がいまいちで、
この状態がベストです。エアコンにしっかり空気を取り入れてくれます。
ホコリ汚れのみの場合は、掃除機で吸うだけでもある程度効果があります。
水洗いするとさらにキレイになります。
このエアコンフィルター汚れは過去最強クラス!
これは数年間フィルターの汚れを放置した結果です。ホコリでモコモコ。
奥様は、ずっと効きが悪いなと感じていたそうです。
さすがに、風量がものすごく弱かったです。
これは、リビングのエアコン。
少し油汚れも混じっていました。油汚れが混じっていると、粘着しているので掃除機ではまったく吸ってくれません。
掃除機で吸ってくれるのは、乾いたホコリ汚れだけです。
今回は、まずは裏側からシャワーをします。
油汚れを含んでいるので、ある程度の水圧が必要です。これで、ドバっとホコリが剥がれます。
残った汚れは、アルカリ性の汚れを拭きかけ落としていきます。
これで、そのエアコンが持つ本来の風量に近づきました^^
フィルター自動お掃除機能付きのエアコンについて
フィルター自動お掃除タイプのエアコンは、風力が弱くなるほどフィルターがほこりつまりすることはありません。
ですが、油分を含んでいる場合は、多少弱くなっている可能性もありますのでフィルター自動お掃除機能付きエアコンのフィルターも、時々は外して洗うといいと思います。
外し方は難しい機種がありますので、取扱説明書を確認してみて下さい。
取り外し、組み付けがうまくいかないと、エラー表示が出たり、異音がしますので、十分注意してください。
フィルター自動掃除機能付きのエアコンでも、このざまデス。
これは、パナソニック製、フィルターを自動で掃除してくれるエアコンのフィルターです。
自動でお掃除してくれるはずなのに、汚れています。
このフィルターの裏側を見てみました。表側はそれほど汚れていませんでしたが、なぜか裏側がこんな感じです。この場合は、まずは裏からシャワーをかけるというセオリーが通用しません。まずは表側からシャワーをかけることが適切な手順でした。珍しいケースです。
このエアコンやはり風量が弱かったです。
エアコンは、風を吸い込んで吐き出す仕組み。フィルターがつまっていると、風を吸い込めませんから。
スッキリ。これで、本来の風量が回復です。
フィルター掃除ではここがポイント!
フィルターには表裏があります。
汚れは表から付着したまります。
掃除機をかける時は表側から吸い取るようにかけます。
シャワーで水をかける時は、裏側からかけます。
これらを逆にしてしまうと余計に落ちがたくなりますので、表裏は意識して下さい。
追記
※本文途中にも書きましたが、最後のフィルター自動掃除機能付きエアコンのフィルターですが、これは裏側の方が汚れていましたm(__)m