玄関に何かのサビあとをつけてしまった。
こんな経験ありませんか?
よくあるサビあとの例
・金属製の傘立てのサビ跡
・鉢を置くための金属製の入れ物のサビ跡
・蚊取り線香を置きっぱなしにしたサビ跡
・アルミ缶、スチール缶の丸い輪っか跡
金属製のものを直接玄関タイルに置いておくと、いつの間にかサビが発生しています。
こういったサビは、どうやって落とせばいいのだろう?もしくは、まさしく今その悩みで困っている方いませんか?
今回は、そんな玄関タイルに発生させてしまったサビの落とし方についてご紹介します。
サビ落としには、サビ落とし専用洗剤が必要になりますので、その商品もご紹介します。
玄関タイルのサビの正体とは?
玄関タイルは陶器が多いです。
陶器は錆びません。ですので、玄関タイルのサビは正確には何かからの「もらいさび」です。
玄関タイルに置いていた金属製のモノが錆びたときに、サビだけがタイルに移ったのです。
金属は空気や水に触れると酸化し腐食します。腐食とは、物質が自然界に戻ろうとする化学反応です。
この腐食反応により、金属表面は黄色、赤色、茶色となります。
これが、玄関タイルと接していると、色素をはじめ溶けだした鉄もタイルに移ります。
こうして、玄関タイルにもらいさびが発生するのです。
玄関タイルのサビ落としに最適な洗剤をご紹介。
玄関タイルのサビ落としに、オススメのサビ落とし材があります。
それが、リンダというメーカーのサビ落とし材です。
中性なので安全です。スプレイヤータイプで購入できますので、そのまま使用できます。
玄関タイルのサビ落とし実例
では、実際に私がこのサビ落とし材を使用して、玄関タイルのサビを落とした時の様子をご紹介していきます。
玄関タイルサビ落とし実例1
こちらは、あるお宅の玄関の外タイルです。何の跡かはわかりません。丸かったりすると、ジュースの空き缶だったり、何かのスプレー缶という場合が多いのですが、今回はよくわかりませんでした。
見た瞬間に、サビ色だと分かりました。※サビでない場合は、サビ落とし材では反応しません。
実際にサビ落とし材を塗布してみました。塗布すると、徐々にサビが紫色に反応します。
※私は、紹介したサビ落とし材をさらに小ボトルに移し替えて使っています。これは好みです。
その状態で、数分間放置しておきます。そうすると、どんどん紫色になっていきます。
水で流してみました。そうすると、ほぼ錆びが落ちました。しかし一部だけサビが残ってますね。写真中央の短いラインです。ここだけ、サビが強かったようです。
もういちど、同じことを繰りかえします。
サビ落とし材を塗布します。
しばらく待って、ふきとってみました。
完全に落ちました。
玄関タイルサビ落とし実例2
これは似たような色のタイルですが、別の玄関です。直線状に濃いサビ跡が何本かあります。(2本、縦に濃い跡が目立ちますね。)
同じ様にサビ落とし洗剤を塗布します。しばらくすると、サビが紫色に反応します。上の写真ではわからなかったサビもわかるようになりますね。
もっと時間をまつと、さらに反応します。最初にサビ落とし材を塗布してから5分ほど待ちました。その後にブラッシングしていきます。
玄関タイルは細かい凹凸があります。その凹の部分の汚れ取りに最適なブラシが、smartのマルチブラシ。
ブラッシング後、水で流すとスッキリサビが落ちました。
ブラッシングはサポート役で、サビ落とし洗剤で8割ほど落ちます。
今回は玄関タイルのサビ落としについて書きました。
ほかに、浴室にもヘアピンのもらいさびなどが発生します。
このサビ落とし洗剤ですが、同じようにやって、上手くいく場合と、逆におかしくなる場合もありますので、浴室で使用する時は、自己責任でお願いします。