こちらのページでは愛知県岩倉市でパナソニック製のお掃除機能付きエアコンの分解洗浄をした時の様子をご紹介します。
2011年製くらいのお掃除機能付きですが、非常にシンプルなタイプです。
普通のエアコンにフィルター自動掃除ユニットが乗っかっているだけ。
これがそのエアコンです。外観も普通のシンプルなエアコンです。
※お掃除エアコンとは、フィルターを自動で掃除してくれる機能の事を指します。
内部クリーン運転という機能がありますが、それはお掃除エアコンではありません。
内部クリーン運転とは、エアコン内部を乾かしてくる機能です。
内部クリーン運転とは、エアコン本体内部を高温で加熱して乾燥させ、内部のカビの成長を抑制する機能です。
ただし、すでに付着した臭いやカビ菌を取り除くことはできません。
パナソニックエアコンの完全分解クリーニング
パナソニックエアコンの分解はドレンパンも送風ファンも外せます。
※他メーカーでは外せない機種がありますが、パナソニックエアコンは外せます。
※ドレンパンとは、内部で結露した水分を受け止める役割をするお皿です。送風ファンとは、回転して風を起こすローラー状態の筒です。
作業はまずは試運転から始め、問題なければ分解開始です。その後に洗浄をして、組付けていきます。
フィルター自動掃除中に異音がする
まず、フィルター自動掃除の試運転をすると、途中から何やら音がします。
確認してみると、左右の取り付けられるフィルターのうち左側がしっかりハマっていませんでした。※写真はわざと大きく外してあります。
フィルターがしっかり取り付けられていないと、お掃除ロボットが引っかかってしまって異音がしたり、そもそもセンサーがエラー状態と認識してお掃除ロボット運転が始まりません。
エアコン分解中はスマホカメラが欠かせません。
では、分解クリーニング開始。
お掃除機能付きエアコンになると、配線が多くなります。
配線を外したはいいが、取り付けられなくなった!という事にならないように、分解を進めながら要所要所で写真を撮って置きます。
これが外した部品です。↓下の写真では、上の黒い通が送風ファン。その下のグレーの部品がどれパンです。外からではカバーがしてあるのでキレイですが、内部はカビだらけですね。
本体の汚れはこんな感じで黒カビがびっしり。この汚れはファンを外さないと綺麗にできません。
ファンをアップするとこんな感じ。
カビとホコリですが、カビの方が多いです。
エアコン分解後は高圧洗浄
分解をして洗浄する準備ができたら、高圧洗浄を開始します。
写真はタンクの中に洗浄液を作っている途中です。
エアコン本体の熱交換器を洗浄中。
外した部品も高圧洗浄していきます。
これが洗浄後。きれいになりました。
これは本体を拭いている場面です。
その後に、組み戻して、試運転をして完了です。
フィルター自動掃除機能付きエアコンも汚れる
よく勘違いをされている方がいます。
「うちのエアコンは自動掃除機能付きエアコンだから自動で掃除してくれる」
これは、とーっても間違いです。
自動で掃除してくれるのは、フィルターのみ。
しかも、完璧ではありません。
特にリビングエアコンは、油汚れも付着しますから、そうなるとフィルターも自動掃除してくれてもまったくキレイになりません。
内部のカビの発生などですが、通常のエアコンが3年で汚れるなら、自動掃除機能付きエアコンも3年で汚れます。
エアコンは勝手設置すればそれで終わり、というわけにはいきません。
テレビや冷蔵庫などは表面掃除をするだけでOKですが、エアコンは必ず分解クリーニングが必要になると思ってください。
熱交換器は汚れにくくなった
最近では、富士通や日立が熱交換器が汚れても、水分を発生させて汚れを洗い流す、というCMを流しています。
凍結洗浄、加熱除菌、といった機能です。
確かに熱交換器はこれで汚れが軽減された印象はあります。
ということで、ここも自動掃除してくれる、と言ってもいいかもしれませんね。
ただし!!
内部の風を発生させるファンだけは、やはり汚れます。
また、日立、富士通以外のエアコンでも、熱交換器は昔に比べると汚れにくくなりました。
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