こちらのページでは岐阜県岐阜市で2016年製パナソニックのお掃除ロボットエアコンの分解クリーニングをしてきた時の様子をご紹介します。
空室状態でのクリーニングなので、家具がなくスペースが十分で、とても作業しやすい環境です。
スペースが十分なのと、さらに壁面の中心位置にエアコンを設置してあり、壁との隙間も十分で、作業条件は完璧と言えます。
・エアコンの真下に脚立がおける十分なスペースがある
・エアコンの設置高さが低い方が良い
・エアコンと天井と左右のスペースが十分ある
十分…あいまいな表現ですが、広ければ広いほど理想です。
もちろん、上記に当てはまらなくても作業は可能です。ただ、まったくスペースがないなどはお受けできない場合もあります。
パナソニックエアコンの分解の様子
これが僕が普段エアコン分解時に使用する腰道具です。市販のものもあれば、使いやすく加工したオリジナルの工具もあります。
これは吹き出し口の様子です。ややクリーム色の白いボディに黒い汚れがうっすら見えます。ここから見る限り、汚れの状態としては軽度です。
2012年~2017年くらいまでのパナソニックのお掃除機能付きエアコンを使ってらっしゃる方は知っていると思いますが、内部はこんな感じです。
エアコンの正面に基盤があります。
これ分解をして組み付けるときに元に戻しやすいように写真を撮っています。何がどこについているかの確認用ですね。
エアコンのメーカーが多数あり、同じメーカーであっても機種や年代によって内部の構造も違いますから、その場その場で対応しないといけません。
↓これが分解途中です。ぶら下がっているのはドレンパンと呼ばれる部品です。外に水を排出するための部品です。
このあとドレンパンも外します。
これは外した部品の一部ですが、ホコリがびっしりですね。初めに吹き出し口からのぞいた時はうっすらとカビしかありませんでしたが、実際の内部はこんな感じです。
これがぶドレンパンのアップです。
ドレンパンは内部で発生した水分が溜まるお皿の役目。その水分には少しエアコンの汚れが混じります。ということで、汚れた水がヘドロ状態になったり、湿気で黒いカビ汚れ発生します。
これがこのパナソニックエアコンのフィルター自動お掃除機能のユニットです。
このエアコンはフィルターの汚れを自動で外に排出する仕組みになっています。
ホコリはうまく排出してくれますが、フィルターが油やヤニなどの粘着質で汚れると自動ではキレイになりません。フィルターをご自分で取り外して、洗剤洗いが必要になります。
これが外した部品です。最初に作業には十分なスペースが理想といった理由を分かってもらえると思います。
※今回は贅沢に広げてあります。実際にはこれだけなくてももちろんクリーニング可能です。
フィルターの取り外しについて
自動掃除機の付きエアコンはフィルターを自動で掃除してくれるエアコンの事ですが、完全にキレイに保ってくれるわけではありません。
時には、ご自分でフィルターを外して洗浄しなければなりません。
ただ、フィルター自動掃除機能付きエアコンのフィルターをフィルター外しはけっこう大変です。
取扱説明書に記載されていますが、それ見ても理解できないこともあります。
理解できてもその通りにうまく取り外せないこともあります。
パナソニックエアコンのフィルター自動掃除機能付きのフィルター取り外しも難しいです。
今回のエアコンの場合は、フィルターの左右もってを引っこ抜く感じになりますが、硬いです。
今回のフィルターも過去に引っこ抜くときにうまくいかなかったようで、一部フィルターが切れていました。
この程度なら問題ありませんが、いいことではないですね。
初めてフィルターをはずされる方は、本当にこれで外せるのか?と不安になったりすると思います。
洗った後に戻すのも、硬いので大変です。
これはメーカー側に改善を要求したいとこですね。
また取り付けが正しくないと、フィルター自動掃除中におかしな音がして故障かな?と不安になります。
メーカー、機種によってはエラーランプが付き、冷暖房の運転もできないこともあります。
お知らせでエアフィルターの取り付け確認するように表示されましたが、取説通りに進めても肝心のフィルターが外せません。…どなたか詳しい方、いらっしゃいましたらご教授ください。
高圧洗浄開始と仕上がりの様子
分解をした後は、洗う準備をします。
洗う準備とは、洗浄剤で濡れてもいいようにカバーをかけたりと養生をすることです。
そして、写真の様に高圧洗浄していきます。
エアコンクリーニング方法の中には、洗剤を拭きかけるのはシュシュっと握って洗剤が出るスプレイヤーで行うケースもあります。
しかし、やはり十分なパワーがありませんから。
高圧洗浄機で洗剤を拭き掛けて汚れを落とし、高圧洗浄機で水を拭き掛けて仕上げます。
これがエアコンの本体です。キレイになりました。
右側にU字状の管がありますが、ここはサビやすいです。購入して1年目のエアコンでもこんな感じになるので、これで正常です。
これは外した部品を洗って立てかけている様子です。
戸建ての場合は、外洗い、またはベランダで洗います。
集合住宅の場合は、浴室を使用させていただいたり、ベランダで洗ったりします。
こんな汚れだったドレンパンも、
バッチリきれいになりました。
洗った部品を元に組み付けて終了
本体と部品を洗った後は、部品を元に組み付けていきます。
よく濡れたまま戻すんですか?と聞かれますが、はい、濡れたまま戻します。
理想は乾燥して戻すがベストですが、濡れたままでも問題ありません。
ただし、乾燥させた方がいい部品はありますので、そいういった部品は乾かしてから戻します。
組付けた後は試運転をして完了です。
濡れたままの部品も、試運転時に乾きます。
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