ハウスクリーニングの中で一番依頼が多いのが、浴室クリーニングです。
今回は、春日井市のお宅で、浴室クリーニングをした時の様子をご紹介していきます。
愛知県春日井市のマンションで、浴室掃除をした時の様子です。
こちらの浴室は、TOTO製のよく見かける浴室タイプです。
洗い場の周囲に、溝とカバーがあるタイプです。15年ほど前のモデルです。
この溝は余計な機能なんです、汚れがたまるだけです。住んでらっしゃる方も言ってました。
この浴槽タイプに限らず、メーカーは良かれと思っていろいろな機能をつけるけど、実際に長く生活していると、本当にただ汚れる箇所が増えるだけの機能がたくさんあります。まともな使い方さえ分からず、宝の持ち腐れ、さらに汚れやすいだけ、という結果です。
浴室に限らず、付加価値機能の付いた設備ほど、清掃の観点から見るとマイナスポイントです。
メーカーも、実際に毎日現場に行って仕事をしている僕ら掃除屋の意見を聞く機会を持っていただければ、汚れにくい浴室、汚れても手入れがしやすい浴室の開発が期待できるんですけどね。
大手の清掃業者と意見交換してるとは思いますが、その担当者マンが実際に毎日現場で清掃の仕事をしているとは限りませんしね。
話がそれましたが…
浴室天井に、冷暖房、乾燥機能など、多機能付きの換気扇が取り付けられていました。
↓これは、そのフィルターです。洗う前です。黒いのがホコリよごれです。
フィルターを洗浄しました。裏側からシャワーをかけてあげると、簡単にほこりが取れます。もとは、こんな色だったんですね。
このタイプの換気扇もフィルターあるんですよ。
こちらの換気扇は、分解が厳しかったです。せめてもと、カバーだけははずして洗いました。
こちらは、シャンプーや小物を置く台です。なんとなく、白く汚れているのが分かりますか？水垢や石鹸カスです。
わかりますか？グレーの部分は、モノが映り込む程になりましたよ。
もともとはツルッとした樹脂製の棚です。これに限らず、表面がツルッとした素材は、汚れが落としやすいです。反対に、ざらざらした素材は凹の部分に汚れが入り込んで落としにくいです。
浴室の全体清掃には平均的な汚れで３時間ほどかかります。
地域の水道水の性質によっては、非常に汚れ落ちが悪く、さらに時間がかかります。
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住宅設備は慎重に選びましょう。
上記に、「付加価値機能の付いた設備ほど、清掃の観点から見るとマイナスポイントです。」と書きました。
清掃業者なら、ものすごく共感してもらえると思います。
設備を選ぶときは、どうしてもいいイメージが先行してしまうので冷静な判断ができません。僕が一緒にいれば、あれこれアドバイスできますが。
今回は浴室に限って書きますが、今まで清掃してきた中で、汚れやすい、落としにくいと感じた浴室があります。
ヤマハの正面カウンター下部から、ミストがでるタイプ。
吹き出し口は、風を左右に調節する羽がついています。エアコンの吹き出し口と同じ感じですね。ここは、まさしくエアコンの吹き出し口と同じようにカビで汚れます。
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