こちらのページでは、私が実際に過去に行った、三菱電機きりがみねエアコンの完全分解クリーニングの様子をご紹介します。(フィルター自動お掃除機能付きタイプ)
もし、私に依頼していただいた場合は、このようにドレンパもファンも外して作業いたします。ご参考にして下さい。
※完全分解…はっきりとした定義はありません。エアコンクリーニング業界では、ドレンパン、ファンを外すクリーニングを完全分解と認識しています。
三菱電機霧ヶ峰エアコンの特徴
三菱エアコンは優秀です。その理由をご紹介します。
三菱霧ヶ峰エアコンですが、我々業者から大人気です。
その理由ですが
・メンテナンス性が良い(クリーニングの分解が容易)
これにつきます。
メーカーによっては、分解しずらいため、洗えない、洗いにくいエアコンが存在します。
三菱霧ヶ峰エアコンは、エアコンクリーニングや修理時の事が考慮された設計です。
とても分解しやすく、エアコンクリーニングもしやすくキレイにしやすいという特徴があります。
ユーザー視点でも、キレイにしやすい。
また、ユーザー視点でも、壊れにくい、自分でもある程度お掃除できる
という点でおすすめです。
良くお客様から、エアコンはどこのメーカーがおすすめですか?と聞かれることがあります。迷わず、三菱の霧ヶ峰エアコンをおすすめしています。

また、プロゴルファーの宮里愛さんや、女優の杏さんがCMしていた「ムーブアイ」が付加機能として活躍してくれます。
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そんな三菱霧ヶ峰エアコンの分解洗浄の様子をご紹介します。
江南市で三菱のお掃除ロボエアコンを分解クリーニングした時の様子
愛知県江南市で三菱電機の霧ヶ峰エアコンの分解洗浄の様子をご紹介します。
2010年製のこのタイプです。三菱製でよく見かけます。風が吹き出す羽が4枚あるのが特徴です。
まずは、当店お得意の分解。表面化カバーを外すと中はこんな感じ♪まさにロボットエアコンといった感じですね。
電気関係も外します。組み立てる時にわかりやすいように写真を撮りながら作業します。(一昔前は、右側からの作業が多かったので、右ぴったりの設置状況の場合は分解が難しく、お断りすることもありました。)
これが、カバー、ドレンパン、ファン、電気部品などを外した本体です。熱交換器をそれを支えるメインボディが残りました。
こちらが外したファンやドレンパン。」カビやほこりがびっしりですね。
ファンは洗剤につけ置きして、キレイにします。
こちらは、外した部品を洗って乾かしているところ。
こんかいは、戸建てでしたので、外で洗いました。集合住宅の場合は、浴室を使用させていただきます。また戸建ての2階の場合はベランダで洗わせていただく場合もございます。
カビやホコリ汚れ落ちてスッキリときれいになりました。
そのご、組み立て、試運転、問題なければ終了です。
霧ヶ峰お掃除エアコンはここまで解体できる。
次は、わが地元、愛知県岩倉市の戸建てで、三菱電機霧ヶ峰のフィルター自動お掃除機能付きエアコンを分解洗浄してきた時の様子です。
メインカバーを外すとこのようになっています。右側にコアとなる電装部品、正面にフィルターを自動でお掃除してくれるユニットが見えます。
これが右側の電装基盤です。配線の様子を記録するためにも写真を撮りながら作業しています。三菱エアコンは配線がとても整っていて、我々エアコン洗浄業者からは、メンテナンスに関して非常に評価の高いエアコンです。
まだ分解途中ですが、熱交換器にはホコリ、ローラーには羽の一つ一つにカビが見えます。お掃除ロボットエアコンでも、内部は汚れます。
ローラーを外したところです。
エアコンから解体した部品たちです。クルクル回るファン、結露した水をうけるドレンパン、風を左右に調節する部品などがあります。
これらが濡れてはいけない電気部品たちです。電気部品もホコリ汚れがたくさんでした。水で流せないので、刷毛でほこりを払っていきます。
本体はこのようにカバーをしていきます。上半分は現場で作成、下半分はエアコン洗浄の養生カバーです。
この青い機械が高圧ポンプです。ポリタンクにはその場で調節作成した洗浄剤が入っています。
熱交換器(ラジエーターみたいな部分)を高圧洗浄中です。
ファンやドレンパンは外で洗いました。僕は、部品も高圧洗浄で洗うことがあります。
ここにはホコリ汚れが目立っていましたが、ピカピカになりました。
上の写真をもう少し下の角度から。
フィルター自動お掃除ロボットエアコンってどう?
お掃除ロボットエアコンは、自動で洗浄してくれるのはフィルターのみです。内部は普通のエアコンと同じように汚れますから、定期的に分解クリーニングが必要になります。
10年ほど前から、各家電エアコンメーカーは、フィルターを自動で掃除する機能を搭載したエアコンを発売してきました。
メーカーにより、キレイにする機能タイプは2通り。
1つは、フィルターのほこりを室外に排出するメカニズム。
もう1つは、フィルターのほこりを室内機内のダストボックスに集め、その中に入ったほこりは、人の手で処理するタイプ。
三菱霧ヶ峰は後者のタイプです。
後者のタイプでは、他にはダイキン、ヒタチ、富士通があります。
三菱のこのメカニズムは、他メーカーと比べると非常に優秀だと思っています。
三菱霧ヶ峰シリーズはしっかりフィルターのホコリを取ってくれます。
三菱のフィルター自動お掃除エアコンは、室内機にダストボックスが設置されていて、ここにフィルターのホコリが溜まるシステムです。
これが、今回の三菱エアコンのダストボックスです。寝室設置で7年目です。
キレイにほこりが回収できています。
本体はこんな感じ。
ホコリはありますが、それほどひどくありません。これで、キレイな方です。
何台もお掃除エアコンを分解してきて、やはり三菱霧ヶ峰の機能が一番優秀だと感じています。知人同業さんも同じ意見でした。
つい最近行った他メーカーの機種だと、Panasonicsのこんなエアコンもありました。
これは富士通のお掃除エアコン。
二つとも、お掃除機能付きエアコンです。ほこりまるけですね。
エアコンを運転すると、室内のカビ菌がエアコン内部に取り込まれます。夏場のエアコンは内部は湿気でいっぱい。カビが繁殖しやすいのです。
エアコンを運転すると咳が出るケースもあります。運転中は、エアコン内部のカビ菌を空気中に飛散させるという悪循環です。
ぜひ、業者さんのエアコン分解高圧洗浄をご検討ください。
内部クリーンとは?
三菱霧ヶ峰エアコンにかかわず、エアコンの機能に「内部クリーン」という機能があります。この機能があると、自動お掃除エアコン機種だと勘違いされる方がいますが、違います。
内部クリーン運転は、冷房、除湿などエアコン内部が湿る運転後に内部を乾燥させる機能です。
紛らわしい表現だなと思います。
内部クリーン→内部乾燥です。
三菱エアコン公式サイトに、以下の記載がありました。
質問:エアコンの内部クリーンの機能と効果について教えてください。
回答:内部クリーンは、冷房・除湿運転後にエアコンを止めたあと自動的にエアコン内部の乾燥(加熱)運転を行い、エアコン内部のニオイやカビの発生を抑制する機能です。

