こちらのページでは、私が実際に行ったパナソニックのフィルター自動掃除機能付きエアコンの分解洗浄をした作業の様子をご紹介します。
もし、私にご依頼いただいた場合は、以下の様に作業させていただきます。
パナソニックお掃除機能付きエアコンの特徴
パナソニックエアコンには、ナノイーという室内空気をキレイにする機能が付いています。
今では、このような空気洗浄機能は、他メーカーでも取り付けられていますので、特別珍しいというものではありません。
シャープのプラズマクラスターなどと同じです。
また、他メーカーのフィルター自動お掃除機能がダストボックス方式を取っているのに対し、パナソニックエアコンは、フィルターの汚れは外に排出する方式です。
Panasonicsのお掃除エアコンはしっかりと内部を掃除してくれるのか?
各メーカーフィルターを自動で掃除する機能が付いていますが、パナソニックエアコンについての見解を書いてみます。
今回はこのタイプのクリーニングを行った時を例にします。
右側ピッタリ。ちょっと作業しにくいですが、頑張ります。
メインカバーを外して、エアコンの右上を撮った写真です。ホコリがたまっているのがわかりますか?外に排出されるはずなのに、こんなところにたまってました。
本体の熱交換器もほこりまみれ。でも、これはまだましな方ですね。
今回とはパナソニックの別エアコンですが、ひどいとこんな状態です。Σ(゚Д゚)
↑これで、お掃除機能付きエアコンです。
どのように外に排出されるかというと…
↓これが、フィルターを自動で掃除するお掃除ユニットです。もし、お掃除ユニットのどこかが故障すれば、このユニット全体と取り換えるみたいです。
ユニットの下部に、横に走っているダークグレーのホースがわかりますか?このなかをほこりが通過して外に排出されます。
フィルター自動お掃除機能付きだからと言っても、フィルターも汚れることもあります。
こんな場合もありますので、機械任せにせずに、フィルターをチェックしてご自分で洗う必要がありますね。
パナソニックお掃除ロボエアコンを分解クリーニングした時の様子(春日井市)
では、実際にどのようにクリーニングしていくのかご紹介します。
愛知県春日井でナショナル・パナソニックのフィルター自動お掃除機能付きエアコンの分解洗浄をしてきたときの様子です。
↓このデザインのタイプです。
2007年~2008年製に多く見られます。
運転すると、正面のパネルが開きます。
分解洗浄して、組み付けつ時にもとに戻しやすいように、特に重要な部分は写真を撮りながら分解作業を進めます。
下の写真のような電気部品も外します。
電気部品や、他の部品をすべて外すとこのような状態になります。
アルミフィン部分の熱交換器は、かびとほこりまるけ…。運転すると匂いそうですね~
もう少しアップの写真だと、こんな感じです。カビとホコリです。
これが、このナショナルエアコンの外した部品たちです。
これらは、洗剤つけて水洗いします。最近では、これらも高圧洗浄で一気に洗っていきます。
今回のお宅では、戸建てでしたので、部品は外で洗って乾かしている最中です。
集合住宅などの場合、ベランダに水道があればベランダ、なければ浴室を使用させていただいて洗います。※本体は外せないので、壁にかけたままです。
エアコン本体のアルミフィンは、専用のビニールカバーをかけて高圧洗浄。
写真では切れてしまってますが、汚水が下のバケツにたまるようになっています。
キレイになりました(^^)/
この後、分解した部品を組み付けていきます。
最後に、しっかり動くか、水漏れはないか、もろもろの試運転をしてエアコンクリーニング作業完了です。
今回は、作業時間約3時間ちょっとほどかけました。…かかりすぎ。(私一人作業です。)
そんなにかかるの?と言われますが、これだけかけるのです。でないと、キレイになりません。
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パナソニックお掃除エアコン洗浄の様子(北名古屋市)
北名古屋市で2012年製のパナソニックお掃除エアコンを分解洗浄してきたときの様子です。
いろいろ外し、この状態にします。くろいポツポツとしたカビ汚れがあります。
上の黒いドラムが、ファン。下の白い横長の部品がドレンパンです。
アップするとこんな感じ。
ドレンパもファンも高圧洗浄をしてキレイにします。
本体はというと、こんな感じです。
エアコン本体もキレイになりました。
パナソニックエアコン分解クリーニング(気流ロボット付き:一宮市)
今度は「気流ロボット」搭載、手足が冷えないエアコン
引用元:ライフスタイル
↓このタイプです。たぶん、分解になれていない業者さんだと、表面パネルを外すこともできないくらいやっかいな機種です。右側にスペースがないのも難易度が上がりますが、今回は5センチほどあったので、大丈夫でした。もし、壁にピッタリの場合、お断りさせていただく場合もございます。
フィルター自動掃除機の付きだけど、この通り汚れていました。
リビングに設置してあると、どうしても料理中の油を含んだ空気を吸い込むので、こうなります。で、フィルターが油含むと、もう機械ではどうにもできません。外して、人の手で洗わないと。
フィルターの汚れ
これが、もろもろの外した部品です。
今回は、戸建てのお宅でしたので、これらは外スペースで洗っていきました。集合住宅の場合は、浴室かベランダをお借りして洗います。
洗い終わりました。部品も、高圧洗浄してキレイにしていきます。汚れていればいるほど、キレイになったときにスッキリしますね。
専用のカバーをかけて、高圧洗浄していきます。僕はエコ洗剤で洗いますので、マスクなし、手袋なしで洗います。消臭、殺菌効果もあるエコ洗剤です。
これは、分解したエアコンを組み立てている途中です。
配線関係も外すので、たまに前職は、電気屋さんだったんですか?と言われます。(…いえ、電気屋さんで働いたことはないです。スポーツ用品の営業販売だったり、車の工場で働いてたりしました。)
エアコンクリーニングには物品の分解のセンスと、脚立ワークが必要だと思っています。
ここをこうするすると、外れそうだな…とか、
ここにネジがありそうだな…とか。
僕は、時間はかかってしまいますが、写真の通りかなり分解して作業します!
でないと、やはりキレイになりませんから。