トイレの便座カバーに黒っぽいススがのっかっていることありませんか?
それは、おそらくトイレの換気扇にたまったホコリです。
こちらのページでは、「トイレの換気扇からほこりが降ってくる」このようなときにどうしたらいいのか?の対処法をお伝えします。
カバーを外しての単なる掃除機がけだけでは改善しません。もう少し奥の方まで分解お掃除する必要があるかもしれません。
天井についているタイプ、
壁面についているタイプ、
で作業方法が異なります。
いくつか例を載せますので、ご自宅の換気扇と同タイプ、類似タイプを探してみて下さい。
トイレの換気扇~壁面埋め込みタイプ~
これは、壁面埋め込みの換気扇です。スイッチを入れると、表面のカバーが空きます。
このようなタイプのおそうじ方法ですが、まずは、表面カバーを外します。
今回は、下側にネジ止めしてあるタイプでした。
下側のネジをプラスドライバーで緩めます。ネジを取り外す必要はありません。ゆるめるだけでいいです。
ネジがしてある部分に指を入れ、手前に引きます。ある程度力を入れないと取れない場合もあります。
表面カバーを取るとこんな感じです。左側に写っているのが本体。右側に写っているのが、外した表面カバーの裏側です。
表面カバーには電気部品がついていません。この場合は、水洗いしてしまうとスッキリします。
これは、プロペラを外している所です。このタイプは、道具も何も必要ありません。
プロペラの中心をつまんで手前に引き抜くだけで、モーター軸から外せます。
はずしたプロヘラは、水洗い、もしくは重曹、セスキ炭酸ソーダのアルカリ性液体で落としましょう。
トイレや脱衣所の換気扇で一番大切なポイントがあります。
換気扇奥の出口がつまっていないかどうかの確認です。(戸建ての場合にしか現れない現象です。)
↑上の写真は、おくから光が覗いてますね。ホコリで詰まっていません。換気能力はあります。
汚れがひどいと、換気扇奥の出口がホコリ汚れでつまってしまっています。こうなると、いくらファンやプロペラをキレイにしても、換気能力はありません。
ですので、換気扇出口のほこりの詰まり具合の確認がとても重要です。
1、家の外側から刷毛などでほこりを撫でてみる。
2、換気扇を外してしまって、ノズルを奥につっこんで掃除機などですう。(これは、業者さんの仕事ですね。)
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トイレの換気扇ごと外して洗えるタイプ。
下の写真どんな場面かわかりますか?
くろい丸い穴は、換気扇があった穴です。穴の左下には、換気扇専用のコンセントがあります。
しかし、壁にコンセントがある場合は、電気工事は必要ありません。換気扇本体は、ネジで壁に取り付けてあるだけなので、簡単に外せます。
この写真のタイプの換気扇は、プロペラを外すのも簡単です。
ネジで留めていないく、プロペラ中心のつまみを力を入れてつまんで手前に引くと、外せます。取り付ける時は、モーターの軸とプロペラの穴と合わせて差し込むだけです。
一昔前の換気扇のプロペラやシロッコファンはネジ留めしてありましたら、最近では工具なしでも外せるタイプが増えてきました。
トイレ換気扇のプロペラ(ファン)が外せないタイプもあります。
まずは、電源スイッチを切って下さい。
これも、見た目はどこにでもありそうなトイレの換気扇です。中心にホコリが溜まっているのがわかりますね。
まずは換気扇カバーを外したいですね。このタイプは、下部につまみがあります。上の写真では、指でつまんでいる部分です。
この部分を、手前にひくとカバーが外せます。ネジ止めはありませんでした。
この次は、プロペラ(ファン)を外したいです。
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ファン中心がどうなっているかアップで見てみましょう。
↓ファン中心もネジ留めではありません。こういう場合は、引っ張るだけで取り外せる場合があります。今回も、そのタイプかと重い、引き出そうとしてみました。
…ダメでした。
もしかしたら、もっと力を入れて抜いたら、外せたかもしれません。ですが、ムリに外そうとするとモーターの軸に負担がかかります。→これは元に戻せても異音の原因となります。
今回は、そのリスクがあったので、分解はあきらめました。
我々プロの掃除屋でも、改善できない場合もありますm(__)m
この先ですが、私は、刷毛でホコリを浮かします。しかし、この作業は、ホコリが空中に待ってしまいますね。
ですので、必ず近くに掃除機を用意し、掃除機スイッチをオンしながら、ノズルを近くまで持ってお掃除します。
ホコリを掻き出しながら掃除機で吸っていきます。
最近のトイレ換気扇はドライバー要らずタイプもあります。
最近のタイプは下の部分にネジ止めしてありません。ですので、換気扇の下の部分のどこかにあ指をひっかけ、手前に外してみましょう。
これでメインカバーは簡単に外せます。
カバーを外した簡易戦の中身です。4枚羽のプロペラがありますね。
通常なら、ネジ止めしてあったり、きつく突き刺さっていますが、このタイプは簡単に外せます。
かなりわかりにくいですが、プロペラ中央につまみがあり、それをつまみならが引き抜くと、プロペラが外せます。ネジ留めではないので、ドライバー要らずです。
トイレの換気扇は基本的にホコリ汚れのみ。プロペラは水洗いしてしまいましょう。
汚れが落ちにくいな?と感じたら、マジックリン、重曹、セスキ炭酸さソーダ、過炭酸ナトリウムなどであらましょう。
浴室の換気扇の例
これはパナソニック製の浴室の換気扇です。メインカバーを外した(下げた)ところです。
↑指でもっている部分は、カバーが重力で下がらないようにするためのバネ機能を備えた針金です。
メインカバーを外すとこんな感じ。
これらも、簡単に外せるようになっています。今回使った道具は指だけです。ネジもありませんでした。
それで、ここまで分解できます。ポイントは、「指でつまむと、外せる」です。
まとめ
トイレや脱衣所、浴室の換気扇は、その室内の空気を吸って吐き出す役目があります。ですが、時が経つにすれて換気扇内部にホコリが溜まり始めます。
そうすると、吐き出す力が弱くなり、内部にたまったほこりが剥がれて降ってきます。こうなったら、できるだけ分解しておそうじしましょう。
カバーやファン(プロペラ)を掃除しただけでは、改善しないかもしれません。換気扇の出口もチェックして下さい。
ペンライトを使用してチェックすると、汚れの状況がわかりやすいです。
こちらのページではトイレの換気扇のおそうじ方法を取り上げましたが、下記ページでウォシュレゥトと便器の隙間のおそうじ方法についても書いています。