こちらのページでは、実際に私が過去に行ってきたパナソニックエアコン分解クリーニング作業の様子をご紹介します。(スタンダードモデルタイプ)
もし、私に依頼していただい場合は、このようにキレイにしていきます。
パナソニック製はファンもドレンパンも外してあらます。参考にして下さい。
パナソニックエアコン(スタンダードタイプ)の内部構造の特徴
2005年くらいから、パナソニックエアコンの内部構造は、ほぼ同じです。外観のデザインだけモデルチェンジを繰り返しています。
国産の白物家電で認知度、信頼度が高いパナソニック製エアコン。
分解もそれほど難しくなく、ファンやドレンパンも外して洗えます。
デザインが白いため、黒カビ汚れは目立ちますね。
機能や、故障については、特に問題ないように思います。
※故障しないというわけではありません。他メーカーと同じように故障はしますが、故障しやすいということはありません。
名古屋市で、パナソニックエアコンの分解クリーニングをしたときの様子
実際に私が行ったパナソニックのエアコン分解クリーニングの様子です。
まずは外観を観察すると、ルーバーの羽根の外側が汚れています。
内側が汚れているケースはいくらでもありますが、外側が汚れているケースは相当ひどいと予想できます。
案の定、実際にはこんな感じ。
かなりひどいですね~。
これだけ汚れていると、ビフォーアフターがわかりやすいし、やってるこっちも楽しくなります。
今回は戸建てだったので、外した部品は外で洗いました。
ファンはどぼつけ。高圧洗浄をしたんだけど、それでも落ちなかったので、洗剤液の中に漬け込みます。
ファンもドレンパンもキレイになりました。濡れているのでわかりにくいですが、ばっちりです。
これだけ汚れていても咳などがでないなら、今のところ健康な気管の持ち主だと思います。
ですが、そういう方でも、長年エアコンのカビを吸っていると、おかしな体調になるケースもあるみたいなので、みなさんエアコンの汚れは気にした方がいいですよ。
エアコンのカビが原因で、喘息や気管支炎などの症状に悩まされることがあるのです。そのカビは、アスペルギルスと呼ばれています。
アスペルギルスは、エアコンなどに棲みつくことが多いカビです。アスペルギルスを吸い込むと、花粉症と同じようにアレルギー症状が出るようになります。
引用元:エアコンのカビでぜんそくになるって本当?
北名古屋市でパナソニックエアコンの分解洗浄をした様子
つづきまして、北名古屋市のお客様宅でのようすです。
これは、ドレンパンやファンなどいろいろ部品をはずし、エアコン本体を下から撮った写真です。奥の方にポツポツ黒カビが発生しているのがわかります。
本体はこのようにして高圧洗浄していきます。
私は、安心安全な洗剤で洗うので、僕もマスクや手袋はしません。
エアコンクリーニングをした後に、余計におかしな臭いになったという事例はあります。
これは、きつい洗剤を使用したのに十分なすすぎができてなく、エアコン内部に洗剤の残留成分がある…というケースが多いです。
あとは、メーカーや僕らでも説明がつかないような事例もありそうです。
エアコンクリーニングしたのに酸っぱい匂いが…
引用元:ヤフー知恵袋
これは洗う前のファンの写真です。
それほどひどくはないですが、カビが発生し始めてますね。
洗った後です。すこし、もやもやしてますが、これはファンの素材が表現されているだけです。(まだ水滴もついていますm(__)m)スッキリしました。
Panasonicエアコン~外した部品も高圧洗浄~
エアコンクリーニングでは、「本体の洗浄」と、「外した部品の洗浄」と、二場面の洗浄があります。
本体は洗浄のカバーで養生をして、その場で壁にかけたまま高圧洗浄で洗います。熱交換器の汚れをキレイにするのがメインです。
外した部品は、それぞれの環境によって洗う場所は変わりますが、僕は本体を高圧洗浄したあとに、そのまま部品も高圧洗浄で洗います。
【外した部品の洗い場所】
・戸建てなら、外やベランダ。
・合住宅なら、浴室を使用させていただきます。
今回は、ある施設の壁掛けエアコンで、外した部品は施設の外で洗わせていただきました。
ドレンパンやファンなどの外したエアコン部品も、高圧洗浄で洗います。
これは、洗う前のドレンパンです。カビや他の細菌汚れで汚いですね。
↑実はこのエアコンも、去年の秋に別の業者さんにエアコンクリーニングしてもらっているみたいです。
分解していると、前の業者さんがどの程度まで分解したかわかりますが、前回はドレンパンはつけたままだったみたいです。
自分で作業していると分かるのですが、ドレンパンをつけたままだと汚れたまま作業を終了するのがわかっているので、こちらとしてもなんだかスッキリしません。
ドレンパンを外せる技術がある業者さんは、必ず外すと思います。
話がそれましたが…
キレイになりました。
キレイに!
一般的には、外した部品は、拭き掃除やスポンジで擦ったりしてキレイにします。昔の僕もそうして洗ってました。
今では、ドレンパン、ファン、メインカバー、ルーバーなど、外した部品も高圧洗浄であらってしまいます。
細かい部分もキレイになるし作業時間も短縮できるし、一度この洗い方をすると、元には戻れません。
ファンも、このようにして洗っていきます。
おうちの方がファンの汚れが気になり、吹き出し口に綿棒を突っ込んでキレイにするという話はゴロゴロしてます。
ですが、うまくいったという事例はゼロです。
中途半端にしかとり切れなかったので、ファンの残りカスが降ってくるようになってしまったという事例もあります。
めんぼうは果てしないので、ぜひ業者の高圧洗浄をしましょう。