あなたがこれからリフォームや新築物件でキッチンのレンジフードをどれにしようか選択するとします。
その場合、何を基準に選びますか?
料金、デザイン、機能性、さまざまな視点から選択することになると思います。
このページでは、「油汚れのお掃除のしやすさ」から、オススメのレンジフードのタイプをご紹介していきます。
そうじがしやすいオススメのレンジフード
レンジフードで「掃除がしやすい」とは、いくつかポイントがあります。
例えば、
1、簡単に分解掃除(汚れている部品が取り外せる)ができるという点、
2、できるだけ凹凸がすくないという点
3、塗装が特殊で、油汚れが分離しやすいという点、
などがあげられます。
これらをすべて満たすレンジフードがオススメと言えます。
今回は、この下の写真のタイプのレンジフードをお掃除した時に、これはいいなと思ったのでご紹介します。
簡単に分解清掃できる
こちらが、今回ご紹介する「そうじがしやすいレンジフード」の外観です。こうやってみると、特に一般的なレンジフードデザインですね。
次に、清流版(上の写真だと、下側に取り付けられている板)を外してみます。そうすると、吸い込み口があります。
レンジフードではこの吸い込み口周辺がかなり汚れます。通常なら、この吸い込み口をそうじするには、このまま下から手を突っ込んで掃除していきます。かなり骨の折れる作業です。
しかし!このタイプはその吸い込み口自体が簡単に取り外せる構造となっています。
レンジフードのおそうじがしやすいポイントの一つに、「容易に分解清掃できるかどうか」があげられますが、このレンジフードのはまさにその通りです。
「分解して手元でおそうじができる」という点はかなり重要です。
この場合、暗い場所に向かって手を突っ込んで油汚れを掃除するのと、下におろして手元で油汚れを掃除するのでは、雲泥の差があります。
できるだけ凹凸がすくないレンジフード
また、このレンジフードは、凹凸が少なく、全体的にシンプルでフラットな面が多く、これも掃除しやすいポイントの一つです。
凹凸の凹の部部に入り込んだ油汚れは、落としにくいです。
フラットな面は、サッと拭けますから。
これは、レンジフード以外の設備でも言えることですね。
塗装が特殊で、油汚れが分離しやすい素材
このレンジフードは、シルバーの部分はとくに塗装が特殊なわけではありません。
ただ、内部のシロッコファンの塗装は特殊でした。
シロッコファンを外し(これも奥様でも可能です。おそらく、取扱説明書に記載されていると思います。)バケツにつくった洗浄液に漬け込みます。
そしてしばらく待ちます。
時々、シロッコファンを手で回してあげて水流を作ってあげます。
そして取り出し、シャワーで流してみると、それだけで油汚れが落ちます。
これは、シロッコファンに施されている塗装がしっかりしているためです。
油汚れは酸性の性質なので、通常であれば塗装を痛めてしまいます。そうなると、油汚れと塗装が一体化してしまい、落ちにくくなるのです。
(油汚れを落とそうとしているのに、一緒に塗装も剥がれてしまう)
塗装がしっかりしていると、油と塗装は一体化せずに済むので、油だけ落ちてくれるという点が優れています。
これは、外観だけでは判断できません。
塗装については、グレードの高いレンジフードほど優れています。
まとめ
もし、レンジフード購入をおそうじのしやすさで選ぶなら、
・分解しやすい
・凹凸が少ない
・塗装が強い
この3点を意識してみて下さい。