お風呂で気になる汚れランキング1位は、やはり黒カビです。
特にゴムパッキンやコーキングといった素材は、白色が多いです。そこに黒カビが生えると当然目立ちますね。
気にしていても、いつの間にか黒くなってしまっています。
このゴムパッキンやシリコンコーキングなどのゴム質に生えたカビは、かなり落としにくいです。
スポンジやブラシで擦っても落ちません。
物理的には落ちませんので、科学の力を使って(洗剤の力を使って)落としていきます。
今回は、ゴムパッキンやコーキングに生えた黒カビの落とし方をご紹介していきます。
使用する洗剤は、上の写真でも載せた市販品ですので、誰でも購入できます。
オススメの黒カビ取り洗剤を2つご紹介
とくに変わった洗剤は必要ありません。市販品の、この二つの洗剤があれば、浴室のカビはほぼ落とせます。
問題は使い方ですが、後述します。
カビキラー
日本国民の誰もが知っているメガ洗剤ですね。カビキラー。ロングセラーのヒット商品です。
他にも、プライベートブランドでカビ落とし洗剤がいろいろ出回っていますが、私はこのカビキラーが使いやすくて気に入っています。
理由は、スプレーのしやすさです。
いちどの噴霧で、洗剤分が泡になって長く出ますので、長いライン(距離)のカビ落としが楽だからです。
他のカビ落とし洗剤に比べると、金額はかなり高めですが、オススメです。
カビトルデス
これは2010年くらいから見かけるようになりました。ゴムパッキン専用のカビ落とし洗剤です。
ホームセンターの住居用コーナーで購入できます。¥950ほどです。ちょっと高いですがコストパフォーマンスは十分です。
特徴として、粘性があります。
カビ落としに限りませんが、洗剤は乾くと効果がりません。
この洗剤は、数時間にわかって乾きません。
また粘性があるので、壁面と天井の間のシリコンコーキングや、縦面、ガラス枠の下側など、カビキラーでは洗剤が留まらない場所に効果的です。
また、塗った場所がわかりやすいようにピンクをした粒粒が入っています。
実施にゴムパッキンの黒カビを落としていきましょう。
これはバスタブの奥です。ちょっとわかりづらいですが、うっすら黒カビが発生しています。ここにカビキラーをかけます。
もし、気になる部分がここだけなら、カビキラーを拭きかけたあとに、サランラップはティッシュなどで湿布をするのも効果的です。
ですが、浴室全体のゴムパッキンやシリコンコーキングのカビ落としをするときは、実際にやってみると分かりますが、湿布法は効率が悪いです。
そんな時は、換気扇を止め、ガラスやドアをしめ、浴室内で使用するカビキラー成分が乾きにくい密閉状態を作ります。
今回は、この場所以外にも広範囲にカビキラーをかけました。
注意点!例えば天井付近にカビキラーを拭きかけます。そうすると、液体のカビキラーは壁づたいに垂れますね。そうすると、垂れた場所だけ色抜けする場合があります。
では、濃淡色や天井付近のシリコンコーキングに生えたカビはどうすればいいのか?
ここでおすすめなのが、カビトルデスというカビ取り剤です。
粘性があるので、液垂れする心配がありません。
また、カビキラーではすぐに流れてしまう縦面のカビ落としの場合にもオスメです。
↑こういった場所にお勧めです。↑上は、バスタブの正面。
↓下は、窓枠の下のコーキング部分。ここは液体のカビキラーではダメです。(湿布法をすればいいです。)
気になる部分に、カビ取るですを塗っておきます。数時間放置します。
その後にお湯で流します。洗剤自体がなかなか落ちないかもしれませんので、そういう場合には、歯ブラシなどを併用して下さい。
先に行ったカビキラーで落ちなかった場合、カビキラー作業を繰り返してもいいですが、このカビトルデスで対応してもいいでしょう。
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カビ落とし、その他のポイント
ゴム素材に発生したカビは、物理的な行為では落ちません。かならず洗剤の力が必要です。
落ちないからと言って、歯ブラシなどでゴシゴシするのはNGです。ゴム素材が傷むと、余計に落ちにくくなりますから。
また、購入するカビ取り洗剤ですが、カビトルデスと類似品があります。
そちらは¥300ほどで、無色で、あまり粘性がありません。
金額との相談になりますが、オススメはカビトルデスです。
まとめ
浴室のゴムパッキンやシリコンコーキングに生えたカビは、カビキラーとカビトルデスでかなり落ちます。
◯広範囲の場合
換気扇やガラスをとめ、密閉状態をつくり、カビキラーを一気に拭きかけます。
◯ポイント的にカビ汚れを落としたい場合
カビキラーを拭きかけ湿布をする。または、カビ取るですを使用します。
◯天井付近のカビ落としたい場合
液だれしないカビ取るですを使用します。